特別扱いする?いえいえ、いつもと同じで良いのです?!
「外国のお客さんだと、あれだよねぇ…フォークとかナイフってことだよね…」
ご挨拶の第一声のお話と同じで、必ずしもフォークとナイフではなく、かといってお箸でもないかもしれないというのが実情です。
「せっかくの日本だから、お箸で食べたい!」
「いやいや、私の国ではスプーンを使うんだよね♪」
なんて、いろいろな声が聞こえてくるわけです。
だからこそ、ほかのお客様にお出ししているのと同じものをご用意することで、「この料理は◎◎を使う」という基本を理解していただきます。
テーブルに余裕があれば、「非日本文化圏対応グッズ」をあらかじめお席にご用意しておきます。フォークなどとともに、できれば膝に掛けるナプキンなども籐かごに入れて、目に留まるように一言"Please help yourself."の文字を入れておけたら、良いですね。
「え、そんなにワサビ載せちゃって大丈夫?」と心配になってしまうほど、ワサビやトウガラシなどの香辛料を多用する方々もいらっしゃいます。
「邪道」だろうけど、「慣れた楽な食べ方をしたい」という葛藤があり、堂々と「△△を持ってきて」とお願いできないかもしれません。
日本人お得意の「気配り」で、さりげなく"wasabi paste (練りワサビ)"や"hot pepper (トウガラシ)"と明記したボトルなどをテーブルに出しておけば、躊躇なく楽な気持ちで使っていただくことができます。
お料理を作る人、提供する人に対して、職業人としての敬意を払わない国がありますが、こんな憎い気配りを受けては、敬意を払わずにいられなくなることでしょう♪
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